仕事を辞めたら人生終わりなのか?唐突に仕事を辞めたクズの末路

未分類

今日は昔の話をしようと思う

そう仕事を唐突に辞めた話

仕事を辞めたら人生終わりなのか?唐突に仕事を辞めたクズの末路

ブラック会社へ入った

もうだいぶ経つと思う7、8年前俺は販売職の仕事をしていた

丁度その頃バイト首になって、その話をしたら友達に紹介してもらった仕事だった

誰でもとりあえず人が欲しいってことで俺は面接行ったその時に受かった

『明日から来れる?』

次の日から俺の販売人生が始まった

バイトから始まり、正社員として雇ってもらえるまで実績をつけた

環境は最悪で将来性は皆無だった

社長のワンマン経営に、宗教絡み、社会保険ついてない、休憩時間ない

他にも色々あったが、ここに書くことができないこともある

それでも長らく働いていた

仕事自体は楽しい時もあったが、後半はいつも鬱状態だった

辞めても次に行くあてもない

それでも自分へ期待していた

自分自身は特別な人間でいずれツキが回ってくると、だから大丈夫

ここで我慢していれば、報われると思っていた

 

だが、現実日常はただ過ぎていくばかりで

チャンスなど回ってこなかった

どんどん生活は荒れ、だらしなくなり当然やる気も無かった

現実を受け入れることができず、毎日仕事が始まる前まで酒を飲みまくった

好きでもない仕事に二日酔いでいく、ていうか酔ったまま行った

そんな中で未来をよくする具体案は出るはずも無く

ぼんやりいつチャンスが来るのかと、自分の人生に匙を投げてノリのまま生きた

金・学歴・ルックス・能力も標準以下

誰でも入れるような仕事しか出来ない俺は絶望しかなかった

でも諦めた訳では無かった

理不尽な出来事も、自身の失敗も全てネタにして『お前らみてろよ』と

『俺はめちゃくちゃ成功してやる』と意気込んだ

 

理想と現実

 

 

その後、俺は働かなくても入ってくる不労収入で暮らしている

自由も人脈も手に入れた

タワマンに住み、毎日銀座で飲み、美人を持ち帰る

もう一生働かなくていい

金も時間も有り余るほどある

最高の日々を送っている

 

なんてことあるはずもなく

日常は変わらなかった

毎日仕事終わりにスト缶とカップ麺 (スト缶→ストロング缶の略、9%のアルコール酎ハイ)

夜になれば友達に金を借りに飲みに行き、二日酔いで行きたくない仕事に行く

多少の借金、クソみたいな経歴にクソみたいな仕事、希望のない未来

一生抜け出せないだろうループ

同い年の奴らは、ちゃんとした職に就きそれなりの給料をもらい結婚をし、家を買い幸せそうだった

惨めな気持ちでいっぱいだった。変えようのない日々に絶望を感じる

焦りと諦めが混じりどうしようもない気持ちになった

正直ぶっ壊れていた

 

そして仕事を辞めた

 

仕事を辞めたクズの末路

 

一緒に働いている友達が会社と揉めて俺は友達側に加勢して会社を辞めることになった

 

より絶望が加速すると思った

 

がそうでは無かった

辞めたことによって気持ちにゆとりが出来た

金はなくとも、なんとかなった

初めてフリマに出品したり、大事な服を質屋に出したり、家の大量の小銭をかき集めて郵便局で両替したり、後輩に奢ってもらったりした

意外と毎日楽しかった

そうして自分で色々調べて、職業訓練校に行こうと決意

失業手当をもらいながら職業訓練校でパソコンを習うことになる

その間も詐欺師に騙されそうになったり、元カノとヨリを戻したり色々あった

半年くらいの間そんな生活をしていたと思う

謎の充実感を感じていた

少しずつ自分を取り戻している感覚で

自分自身で考えて道を決めて進んでいった

 

 

仕事を辞めて数年経った今の話

 

それから数年経った今

 

 

今俺は普通に働いている

 

あの時の元カノは、妻になり、そして母となった

 

いまじゃ笑い話だ

 

『あのときに私が助けなかったら、あなたの人生終わってた』と妻は言う

 

妻と子供がいて平凡ながら、幸せに暮らしている

 

週末になれば、外に出かけ家族で昼ご飯を食べ、公園に行って

夕方に帰ってきたら鍋をつつきながら安いビールを飲んでのんびり過ごす

月に1、2回友達と飲みに行って帰りが朝になって怒られる時もある

仕事も悪くない

ベストではないが、通過点として上出来だ

なんとかやっている

金はある方では無いが、少しの貯金と妻が働いているお陰で余裕はある

子供も健康で元気だ、毎日の成長は凄まじい

大人もこのスピード感で成長できたら良いのにといつも思う

趣味もあり、長いことやってきた事もあり年下にも年上にも沢山の仲間が出来た

 

 

思っていた未来とはだいぶ違う

 

 

でも、本当に幸せだ

 

 

大金持ちで毎日銀座で飲んで、美女を毎日お持ち帰りしてタワマン住んでみたいな未来は俺には必要なかった

 

できる出来ないで言えば、目指しても出来なかっただろう笑

 

でもそれで良かった

 

今は幸せだから

成功者になりたいと心から望んていた訳ではなく、素直な気持ちで生きれる環境で暮らしたかった

今はそれが、ここにある

この環境を手に入れた俺は、ある意味成功者かもしれない

だって自分本当に欲しいものを、自分の手で掴んだのだから

 

クズの末路と、仕事を辞めた皆んなに送るエール

クズとしての末路は

無能で未来も無い人間が無職になった瞬間だった

でも人生の末路は無い

 

チャールズ・チャップリンは言った

 

人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だと

 

人はいつ死ぬかわからないし、生きてきた時間のどこを切り取るかで

バットエンドかハッピーエンドかは変わる

俺にとってのクズのフェーズは、無職になった瞬間に終わった

それと同時に、新しい人生のスタートを切った気がした

仕事を辞めて、悲惨の末路になったと思っていても別に終わりじゃない

生きている限り幸せになるチャンスはあるんだ

今が末路ならそこから、新しいストーリーを始めてみないか

クズだけど俺は幸せになった

君もなれる

 

今日は以上だ

最後に

 

若干ポエムみたいになったのは、恥ずかしいが許して欲しい

まだまだこれから書きたいことが沢山ある

だから気が向いたらまた見にきて欲しい

 

仕事をもし辞めたとしても、大丈夫

なるようになるからさ

 

ではまた!!

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました